近年の中国では海外旅行がブームとなっており、大型連休を迎えるたびに多くの中国人が海外へと旅行に出かける。渡航先として人気なのはタイや韓国、そして日本などが挙げられ、特に日本への旅行は満足度が高く、リピーターとして何度も訪日する中国人は少なくない。


 中国メディアの一点資訊は11日、日本を訪れた中国人は旅の終わりに「また日本に来たい」と願うのに、韓国を訪れた中国人は「もう来たくない」と考えると伝え、その理由について考察する記事を掲載した。

 日本と韓国の「外国人旅行客のリピート率」は総じて日本の方が高く、これは中国人旅行客を対象として見ても同様だ。記事は「日本を訪れたことのある中国人の多くは、『また日本に行きたい』と語るのが常」であると伝える一方、「韓国を訪れた中国人の多くは『もう韓国はいい』と語る」と伝え、その理由の1つは「日本に中国人を惹きつける魅力があるため」だと論じた。

 続けて、日本は「春は桜」、「夏は花火」、「秋は紅葉」、「冬は北海道で北国の風情」を楽しむことができ、春夏秋冬でそれぞれ違った魅力があると伝えたほか、伝統文化の保護が進んでいるため地域によってそれぞれ違う顔を持つことも魅力だと論じた。

 また、日本の街中はどこも清潔で秩序があり、サービスの質も高いため買い物も楽しいと指摘。一方で、韓国は観光地の質が日本より「明らかに劣っている」と主張したほか、食の多様性も乏しく、旅行の内容が「単一的」になりがちであることが不満だと主張。
日本は1度訪れただけでは楽しみきれない多様性があり、幅広い楽しみ方ができることが魅力であると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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